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あらゆる人や物事に対して好き嫌いの感情を表に出すことは少ない。内心では何かを感じていても、それを言葉や行動に出す様子は作中ではあまり描かれていない。 | あらゆる人や物事に対して好き嫌いの感情を表に出すことは少ない。内心では何かを感じていても、それを言葉や行動に出す様子は作中ではあまり描かれていない。 | ||
ただし、食については例外で、おにぎりに対しては明らかに好きな食べ物としての反応を示す。その他、地元の特産品や名物を食べている際には、口に合うか合わないかのリアクションを微かにとることがある。 | ただし、食については例外で、おにぎりに対しては明らかに好きな食べ物としての反応を示す。その他、地元の特産品や名物を食べている際には、口に合うか合わないかのリアクションを微かにとることがある。 | ||
===職業=== | ===職業=== | ||
既述の通り、作中でとんちきは子どもとしてふるまってはいるが、職業を含む身分に関しては作品によってさまざまである。例えばある作品では学生であるが、また別の作品では労働者として登場していたりと、身分が一定しない。これについては、作者の太田は「とんちきとろんは旅先の文化や状況によってその振る舞いを変えている」ためだと解説している。 | 既述の通り、作中でとんちきは子どもとしてふるまってはいるが、職業を含む身分に関しては作品によってさまざまである。例えばある作品では学生であるが、また別の作品では労働者として登場していたりと、身分が一定しない。これについては、作者の太田は「とんちきとろんは旅先の文化や状況によってその振る舞いを変えている」ためだと解説している。 | ||
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2022年1月21日 (金) 07:39時点における最新版
とんちき坊やは、【とんちき坊やとまぬけのろんシリーズ】に登場する男の子のキャラクター。愛称は「とんちき」。相棒の犬・まぬけのろんとともに、世界各地を旅してまわるキャラクターとしてシリーズのほぼすべての作品で主人公を務める。
プロフィール
名前
とんきち
タイトルにもなっている〈とんちき坊や〉は通称。本名で呼ばれることは稀で、ほとんどの場合もっぱら〈とんちき〉と呼ばれる。
出身地
〈とんちきの村〉
世界の端っこの方にある片田舎の村。田舎出身であることが、とんちきが世界各地を旅してみたいと思う理由のひとつともなっている。
生年月日
生年は不明だが、誕生日は4月15日。そのため年齢は明言されていないが、作中ではほとんどの場合子どもとして扱われている。旅先でもよく現地の子どもと仲良くなっており、子どもらしい遊びに興じる場面も多い。
身体・身体能力
身長138.9㎝、体重35.0kg。ただし、体重に関しては作品によって増減が激しく、食文化が盛んな国へ行った際には太った姿で描かれることもある。 体の色は青色で、体系は丸く太い。作中に登場するキャラクターはみな何かしらのモチーフが存在するが、とんちきについてはモチーフが特に明言されていない。そのため、動物や植物などを擬人化・デフォルメした姿で描かれるほかのキャラクターと比べても特徴的な見た目をしており、群衆の中にいてもすぐに見つけることができる姿をしている。 身体能力は以外にも高く、どんな冒険的な場面でも顔色一つ変えない体力を備えている。スポーツや武道も作中ではそつなくこなしており、運動神経の高さがうかがえる。
性格
物静かながら好奇心旺盛。しゃべることはほとんどないが、興味を持ったものについては多少の危険を冒してでも自ら確認しに行くなど、行動力に富んでいる。特に各地の歴史についての興味が強く、そのせいもあってかよく旅先で歴史的出来事に遭遇している。そうした性格が、旅を続ける原動力となっているようだ。 基本的には穏やかで優しい性格で、困っている人がいると放っておけない性分である。一方で子どもらしく無邪気な一面もあり、ちょっとしたいたずらやいじわるをする場面も見られる。感情が激しく動くことは少なく、怒ったりすることも滅多にないが、不条理や不当な仕打ちに対してはしっかりと意思表示や行動をする正義感を備えている。 ただ、作中のとんちきは、原則としてあらゆる出来事に対して中立の立場を崩さない。親しい人や困った人がいれば手助けすることは多々あるが、それでも特定の勢力や思想に与することはほとんどない。
家族
家族は両親(とんちきの父、とんちきの母)・妹(とんちきの妹)の4人家族。ペットとしてまぬけのろんがいる。 父は旅を続けるとんちきの安全を心配しているが、母はあっけらかんとした放任主義をとっている。とんちきの好奇心は多趣味な父から、何事にも動じない性格は母からそれぞれ譲り受けている。 妹もとんちきと性格が似ているがややアクティブな性格をしており、よくスポーツに興じている。とんちきがたまに帰省した際は、よく屋外で遊んでいる。
好き嫌い
あらゆる人や物事に対して好き嫌いの感情を表に出すことは少ない。内心では何かを感じていても、それを言葉や行動に出す様子は作中ではあまり描かれていない。 ただし、食については例外で、おにぎりに対しては明らかに好きな食べ物としての反応を示す。その他、地元の特産品や名物を食べている際には、口に合うか合わないかのリアクションを微かにとることがある。
職業
既述の通り、作中でとんちきは子どもとしてふるまってはいるが、職業を含む身分に関しては作品によってさまざまである。例えばある作品では学生であるが、また別の作品では労働者として登場していたりと、身分が一定しない。これについては、作者の太田は「とんちきとろんは旅先の文化や状況によってその振る舞いを変えている」ためだと解説している。 また、子どもながら自動車や飛行機のような乗り物の操縦もこなしており、年頃にふさわしくない技能を披露することもままある。このことについても、作者の太田は先述の引用文に続いて「その辺りはあえて曖昧にしている」と述べている。
まぬけのろんとの関係
とんちきにとってのろんは、相棒であり、ペットであり、そして何よりも親友である。両者の間の信頼関係は大変強く、ささいなことでケンカをすることはあってもそれが仲違いにまで発展することは極めて少ない。2人(1人と1匹?)はどこに行くにも、何をするにも常に一緒に行動する。危険な山岳地帯であろうが、反政府デモの群衆の中だろうが、街中のカフェであろうが、はぐれることはあっても意図的に別々に行動することは極めて稀である。作中では、一心同体の様に描かれている。 また、感情があまり表に出ないとんちきに代わって表情豊かなろんが喜怒哀楽を表現する場面も多い。物語上、たいていの場合はろんはとんちきの気持ちの代弁者としてふるまっている。
登場作品
【とんちき坊やとぬっしーの湖】
【とんちき坊やといるか島の国】
【とんちき坊やとなすび王の国】
その他、単品イラストなど登場作品多数。