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|  (→イルカ島の国) |  (→登場人物) | ||
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| ==登場人物== | ==登場人物== | ||
| '''[[とんちき坊や]]''' | |||
| 個別記事を参照。 | 個別記事を参照。 | ||
| '''[[まぬけのろん]]''' | |||
| 個別記事を参照。 | 個別記事を参照。 | ||
| '''オオサンショウウオ大臣''' | |||
| とんちきとろんがやってきた時点での〈いるか島の国〉の首相。一連の政変の結果、失脚する。 | とんちきとろんがやってきた時点での〈いるか島の国〉の首相。一連の政変の結果、失脚する。 | ||
| 国民からの人気は非常に低いが、かえる族といぬ族の対立の間隙を突いて政権を獲得して以来少数勢力を巧みに取り込みながら政権運営を続けており、物語冒頭の時点ですでに5年に及ぶ長期政権を築いていた。作中で発されていた戒厳令は、オオサンショウウオ大臣がかえる族といぬ族の主流派を排除する目的で仕掛けた政局であったが、結果的にはこれが裏目に出てしまい、自身の失脚へとつながってしまった。 | 国民からの人気は非常に低いが、かえる族といぬ族の対立の間隙を突いて政権を獲得して以来少数勢力を巧みに取り込みながら政権運営を続けており、物語冒頭の時点ですでに5年に及ぶ長期政権を築いていた。作中で発されていた戒厳令は、オオサンショウウオ大臣がかえる族といぬ族の主流派を排除する目的で仕掛けた政局であったが、結果的にはこれが裏目に出てしまい、自身の失脚へとつながってしまった。 | ||
| '''文左衛門''' | |||
| いぬ族の政治家を統率する派閥の領袖。作中では、かえる族の領袖・喜久麿との和睦・〈ワンケロ講堂の和睦〉を成立させた。 | いぬ族の政治家を統率する派閥の領袖。作中では、かえる族の領袖・喜久麿との和睦・〈ワンケロ講堂の和睦〉を成立させた。 | ||
| 政界を裏から支配する「いぬ族のドン」と呼ばれる存在であったが、オオサンショウウオ政権の成立以降は在野の実力者に甘んじていた。オオサンショウウオ大臣が、偶発的に発生した政変(農園門の変)に乗じて戒厳令を発したことを利用し、どさくさに紛れて政権奪還を企図したかえる族との和睦に乗り出した。 | 政界を裏から支配する「いぬ族のドン」と呼ばれる存在であったが、オオサンショウウオ政権の成立以降は在野の実力者に甘んじていた。オオサンショウウオ大臣が、偶発的に発生した政変(農園門の変)に乗じて戒厳令を発したことを利用し、どさくさに紛れて政権奪還を企図したかえる族との和睦に乗り出した。 | ||
| その後、文左衛門はかえる族との連携によってオオサンショウウオ政権を退陣に追い込んだ立役者となったが、自らは影の首相として裏から政治を支配する道を選び、自身子飼いのポチベエを後継首相に推薦した。 | その後、文左衛門はかえる族との連携によってオオサンショウウオ政権を退陣に追い込んだ立役者となったが、自らは影の首相として裏から政治を支配する道を選び、自身子飼いのポチベエを後継首相に推薦した。 | ||
| '''喜久麿''' | |||
| かえる派の領袖。文左衛門の要請に応え、いぬ族との歴史的な和睦を実現した。 | かえる派の領袖。文左衛門の要請に応え、いぬ族との歴史的な和睦を実現した。 | ||
| 〈いるか島の国〉では当時徐々にかえる族の人口比率が減少しており、喜久麿はかえる族の影響力の確保をいかに成すかを悩んでいたが、そこへ文左衛門からの和睦の申し出があったことでいぬ族との同盟に活路を見出し、和睦を決断するに至った。 | 〈いるか島の国〉では当時徐々にかえる族の人口比率が減少しており、喜久麿はかえる族の影響力の確保をいかに成すかを悩んでいたが、そこへ文左衛門からの和睦の申し出があったことでいぬ族との同盟に活路を見出し、和睦を決断するに至った。 | ||
| 政治的な野心はあまりなく、国家の繁栄を第一に考える滅私の精神の持ち主。他民族との共生には積極的であるものの、〈いるか島の国〉の原住民というアイデンティティーを抱えるかえる族の領袖として、かえる族の不利になるような安易な妥協はしない芯の通った政治家である。 | 政治的な野心はあまりなく、国家の繁栄を第一に考える滅私の精神の持ち主。他民族との共生には積極的であるものの、〈いるか島の国〉の原住民というアイデンティティーを抱えるかえる族の領袖として、かえる族の不利になるような安易な妥協はしない芯の通った政治家である。 | ||
| '''ポチベエ''' | |||
| 文左衛門の懐刀で、いぬ派の実力者。一連の政変ののち、オオサンショウウオ大臣の後継首相に就任する。 | 文左衛門の懐刀で、いぬ派の実力者。一連の政変ののち、オオサンショウウオ大臣の後継首相に就任する。 | ||
| 文左衛門と喜久麿による会談を水面下で調整するなど元は裏方の仕事で力を発揮するタイプであったが、文左衛門の指示によって首相の座に就いた。首相としてはただ文左衛門の傀儡になることには抵抗し、自らの内閣に「新時代内閣」と名付けるなど独自性を模索する動きを見せた。 | 文左衛門と喜久麿による会談を水面下で調整するなど元は裏方の仕事で力を発揮するタイプであったが、文左衛門の指示によって首相の座に就いた。首相としてはただ文左衛門の傀儡になることには抵抗し、自らの内閣に「新時代内閣」と名付けるなど独自性を模索する動きを見せた。 | ||
| '''なまずの守''' | |||
| いぬ派とかえる派の秘密会談を仲介した貴族。 | いぬ派とかえる派の秘密会談を仲介した貴族。 | ||
| '''いぬ派の幹事長''' | |||
| ワンケロ講堂の和睦の事前交渉を担った政治家。『会談』で描かれているいぬ族。 | ワンケロ講堂の和睦の事前交渉を担った政治家。『会談』で描かれているいぬ族。 | ||
| '''かえる派の大番頭''' | |||
| ワンケロ講堂の和睦の事前交渉を担った政治家。『会談』で描かれているかえる族。 | ワンケロ講堂の和睦の事前交渉を担った政治家。『会談』で描かれているかえる族。 | ||
| '''ぶた百姓のおやじ・おかみさん''' | |||
| 大農園エリアに観光できたとんちきとろんに農作物を振舞ってくれたぶた族の夫婦。『農村』で描かれている。 | 大農園エリアに観光できたとんちきとろんに農作物を振舞ってくれたぶた族の夫婦。『農村』で描かれている。 | ||
| ==作中の出来事== | ==作中の出来事== | ||